秘書も厳しい時代になりました。


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天空にのびる原風景 長野県飯田市・下栗の里(産経新聞)

【探訪】

 杉林を縫って延びる細い山道の途中で視界が急に開けた。目に飛び込んできたのは長編アニメ「天空の城ラピュタ」の一シーンのような風景だった。たなびく薄い雲にかすむ急斜面に建つ家々。曲がりくねる道路を車が行き来する。目の当たりにしたのは、フィクションの世界ではなく、そこには人々の営みがあった。

 長野県飯田市の下栗(しもぐり)地区は「日本のチロル」と呼ばれる。標高800〜1100メートルの集落には、73軒の家があり113人が生活する。斜面に広がる耕地では、お茶、ソバ、芋などが栽培されている。「日本百名山」の著者、深田久弥は「下栗ほど美しい平和な山村を私はほかに知らない」とした。

 集落に入ると、遠目から見た以上に斜面は険しい。急峻(きゅうしゅん)な地形に器用に建てられた家には感心するばかり。道は狭く車がすれ違うのにも一苦労する。

 隣接する地区では縄文土器が出土しており、下栗地区に人が住み着いた歴史も古いとみられるが正確な記録はない。一帯には、長篠の戦い(1575年)で織田信長に敗れた武田軍の残党が隠れ住んだという言い伝えも残る。 

 下栗で生まれ育ち、民宿を経営する野牧権さん(71)は「そりゃ、不便なこともあるけど住めば都。高齢化は心配だけどね」と話す。今、集落全体で小学生以下の子供はたった4人。若者の多くは都会へ働きに出ていく。しかし、定年後ほとんどの人が下栗に戻ってくるという。

 「帰りたくなる場所なんだよ」。日本の原風景を眺めながら、野牧さんは笑った。(写真報道局 桐山弘太)

 「探訪」の動画はYouTubeの「産経新聞チャンネル」http://www.youtube.com/sankeinews/でご覧になれます。

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by 6k7hhp9vgs | 2010-06-02 00:37